2006年1月27日 (金)

ベルボトム・4

今日で、ベルボトムは締め。その前に明日は旧の大晦日。1月29日(日)は旧正月です。 私としてはここからがホントの新年。数え年、47歳! 見てろ! このままで老けてやる!   さて、ベルボトム。思うに、やっぱり「ラッパ」なんですよ。 私が小学校高学年の頃、70年代初頭。つまり最初のブームの時は「ベルボトム」という名称は あまり一般的ではなかった。というより知らなかった。裾が広がっていればなんでも「ラッパ」だった。 クラプトンの「ベルボトムブルース」を聴くのは後のことで、80年代なかばまで「ラッパ」と呼んでいたし、 それで通じた。だから、ベルボトムと言うと、今でもなんか気取ってるような気がして、 なんか恥ずかしい感じがつきまとう。言葉の響きは好きだけど。 で、当時、猫も杓子もラッパをはいていたけど 一番キマッテたのは、ガロ(学生街の喫茶店)。今、彼らの写真をみても、スキがないと感服するばかり。 今となってはまさに「古典」だろう。しかし、アレは何だったのだろうと思うものもある。デビューしたての西条秀樹。 たしか、「情熱の嵐」を歌ってたときの衣装だと思う。上下、白一色。ヒラヒラのシャツ(ブラウス?)にラッパ。 しかし、そのラッパは裾を摘んで拡げれば、膝から下は扇子をさかさまにしたように (いや、分度器と言った方が正しいかも知れない)暴力的なまでの広がりをみせた。 子供心に激烈に憧れたけど、いま、「あれをはけ」といわれても、「無理」としかいいようがない。

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2006年1月26日 (木)

ベルボトム・3

読んでくれる人がいるかもしれない、ということは「日記」じゃないのか。 まだ、準備期間みたいなものだから、どうでもいいことを書きながら、 うすらぼんやり自己紹介にでもなっていればよいかと。   ベルボトム、3日目。今日はお店の話。ベルボトムを買うなら 高円寺のジーンズショップ「NAKAIYA」。店はさほど大きくはないが、ベルボトムを扱う店としては 日本でも有数の品揃えではないだろうか。バイソンをはじめ、あらゆるメーカーをそろえている。 ベルボトムの種類も豊富。そして、はやりに流されず、 基本型、バイソン1213シリーズを別格に扱う姿勢は他の店とは違う信念を感じさせる。 この店の良いところは、それだけではない。通常の裾つめだけでなく、幅つめもその場でしてくれる。 裾をつめれば、当然、ベルボトムのシルエットはくずれる。 腰から膝にかけてピッタリ詰まっていないと、やはり鈍い。 そして、ここの店長は名人なのである。裾つめは洗濯して縮む分も考えて長めにする。 幅つめはちょっときついのでは? と思うくらいにするが、これが2日目からがよい。 なんといっても、その膝から下に自然に広がってゆくシルエット。 まさに、名人芸! 知り尽くしているのである。 私はこの店で買うとき、あわせる靴をはいてゆき、つめてもらう。裾がかるく地面をずる程度に。 したがって、所有するところのジーンズはそれぞれ合わせる靴が決まっている。 この店で買ったものはいつはいても気分がいい。  しかし、あまりに気に入ったものは、劣化をおそれてあまりはかなくなってしまう。 はいてボロボロにしてやるのがジーンズへの礼儀というものなのに、私は愚か者だ。

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2006年1月25日 (水)

ベルボトム・2

なるほど、コメントまで受け取れるんだ、ブログってぇのは。   で、来週は音楽のことでも題材にしようと思うけど、今週は「ベルボトム」で書いていこう。 今日はいているのは、メーカーのわからない中古品。去年の秋、とあるバザーで300円で買ったもの。 膝から下の広がり方がすごい。いわゆる「ビッグ」というやつ。これは男のはくもんじゃない! と、 思いつつ、1本あってもいいなと思って、安いのをいいことについ買ってしまった。 裾はちょっと長めだけど、ずって歩くぐらいが好きだからこれはよしとして、あとは幅つめ。 ベルボトムの場合、腰から膝まではバキバキに詰めないと気が済まない。 店で買ったのならそこで詰めてもらうが、なにぶんバザーなので、自分でミシンを使って直す。 恥ずかしい話、私はミシンの使い方が上手だ。 で、作業にとりかかる。 詰めて、はいて、鏡の前に立ち「ここがちょっとゆるい」 また、詰めて、はいて、鏡の前に立ち「ここがまだ、あまい」 さらに、詰めて、はいて、鏡の前に立ち「ここ、あともう少し」 我ながら、すごい忍耐力、根性だと思う。言葉をかえれば、変態だ。  思うに、この頃ベルボトムをはく人は多いが、「うまい!」と感心する人は稀だ。 愛が薄いのだ。愛がなければはきこなせない。それがベルボトムなのである。   ちょっと、文章長いかな?。

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2006年1月24日 (火)

ベルボトム

ブログ=日記ということだと、19歳まで5年ほど書いていたので 25,6年ぶりということになる。 自ずと年がばれるが、そのとっかかりに何を書こうか考えると、 他愛もないことがよかろうと、「ベルボトムに」した。 私は普段からベルボトムのジーンズをはく。 仕事が自営であるのをいいことにそれ以外はかない。 現在、バイソンを中心に10本以上所有している。 マニアではない。はくためである。 コレクションではないのだから、本数としては充分であまるぐらいだが それでも年にかならず1本買う。 やたら物を大事にするたちなので、数年たてばさらに増えてしまう。 でも、これからもこれを続けるであろう。 なぜか。 それはかつて「飢え」の時代を通過してきたからである。 80年代、ベルボトムはなかった。 ジーンズ屋があつかっていなかった。 はいて街を歩けば笑われた。 寒い時代だった。 それでも、90年代にはいると復活して手に入りやすくはなった。 しかし、 あれほどの欠乏を経験した者には また、なくなってしまうのではないかという、恐怖感がぬぐい去れない。 買わないと安心できない、気が済まない。 破れても捨てられない。 繊維として存在することが不可能になるくらいまで修理してはく。 貧しきものは幸いなのか ベルボトムに対する「愛」(あるいは偏愛)は 人一倍、大きなものに育ったのでした。 しばらく、ベルボトムのことでも書こうかな。

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