(ちょっと時間が経ってからの報告)

「一人前?」
昨夜はスランキーサイド、初の高円寺次郎吉ライブ。
普段のスタンディングライブとちがって、
老舗ライブハウスの空間では、
ロックンロールに回帰したスランキーの
渋みある側面が観られました。

ライブ後、ツアーを終えてから初めて会ったナベジ君と、
一緒に出演した豊橋アバンティでの話になりました。
あらためて、ハーディー相方のととっくんともに
アサクラの中学、高校の恩師2人への
恩返しに手厚い協力を得て、感謝にやみません。

中学3年時の担任だった恩師は、
ディランに傾倒した戦後第一世代。
「ビートルズはポップスとしてでなく、メッセージを聴き取れ」など
14歳の子供にでも手抜きなく(笑)
「人生、こういう方向もあるぞ」と道を示してくれました。

高校の美術の恩師は大学卒業したての兄さん先生。
70年代半ばレコードは高校生の小遣いでは高価な、
1枚2500円。
なかなか聴きたいものも聴けなかった時代ですが、
アサクラが「ジャニス、ジョニー・ウィンターが聴きたい」といえば、
翌日には持ってきてくれました。

そんなお2人も、70代、60代半ばを迎えられ
両人とも音楽好きで、趣味的にながら演奏もされます。
それなら、ちょっとステージに引っ張り上げようかと、
今回の郷里豊橋でのHURDYGURDY企画ライブとなり、
中学の恩師はご自身のアメリカンフォークグループでライブに正式参加。
高校の恩師はブルースハープをたしなむので
ナベジ君がアドリブで恩師をステージによんで
打ち合わせなしのぶっつけセッション。
ラストは「風に吹かれて」を出演者全員でセッション。
おかげで、一度に恩返しできてしまいました。

アサクラはかつての旅で
仏跡のある小高い丘の上から
見渡すかぎりのインド平原から昇ってくる
でっかい日の出を見ました。
あんな風景を見たのは
やはり恩師たちとの出会いあってのことと
このごろ思います。

で、先日
中学の恩師から
アバンティでのお礼をメールでいただいたのですが、
その文体が、
これまでの師弟のザックバランなものから
敬意を持った丁寧な言葉で感謝が綴られていました。
自分ごときにそんな扱いを受けて恐縮もしましたが、
「へぇ、一人前って、思ってくれたのかな?」
などと。
齢56にして
「これまで」にかたをつけられたような?
で、
アサクラは、「これから」に入ったのかな?

共演:ナベジ,太田やじのすけ,HOOT WHO'S WHO